再帰に対する考え方を教えてくれた練習問題

確か『LISP I』だったと思うけど、次のような練習問題があった。

2 つの引数をとり、その 2 つの値の合計を返す関数を書け。ただし + は使わずに 1+ と 1- を使って。
なお、2 つの引数は正の整数と仮定してよい。

答えをみたら「なあんだ」と思えるが、その当時は自力でこの問題を解くことができなかった。 再帰に対する考え方を教えてくれた関数のひとつとして、その影響は大きい。

(defun add (x y)
  (if (zerop x)
      y
    (add (1- x) (1+ y))))

; Emacs の *scratch* バッファでの実行結果
(add 1 2)
; 3
(add 100 2)
; 102